板村真央、フェイエノールトに加入か
JFAアカデミー福島の板村真央が、ドーハで行われているフェイエノールトの冬キャンプに参加しています。
トライアル参加ということですが、キャンプへの参加が公式に発表されているということから、フェイエノールトへの加入は90パーセント確実ではないでしょうか。
「いったむー」こと、板村真央とは
「いったむー」の愛称で知られる板村ですが、2006年生まれ、現在18歳。ポジションはFW、MF。2022年に、なでしこリーグ2部で得点王を新人賞を獲得。2022年というと、1年生のときから試合に出場し大活躍しているということですよね。
JFAアカデミー福島の1学年先輩である谷川萌々子から、背番号10を引き継いでいます。
18歳ながらU-20W杯メンバーに選出される
2024年にはU-20W杯のメンバーにも選出され、グループステージのオーストリア戦81分から途中出場しました。
出場はこの試合のみで、プレイタイムが少ないこともあり目立った活躍はありませんでした。
次のU-20W杯は2026年なので、出られるのであれば主力で活躍することでしょう。前回大会の松窪真心のように、攻撃を引っ張っていってほしいですね。
ワクワクさせてくれるキレッキレのプレー
実際にJFAアカデミー福島の試合を観に行きましたが、板村だけボールの扱い、スピードが違いました。JFAアカデミー福島は中盤でパスが繋げなくて、板村になかなかボールが入りませんでしたが、前線へのロングボールを納めて時間を作ったり、ファイナルサードでボールを持つとキレッキレのドリブルを観せてくれました。
何よりも、ボールを持つと何か起こしてくれそうな期待感、ワクワク感がありました。
昨年に続き、JFAアカデミー福島から直接海外リーグへ
国内プロリーグを経由しないで直接海外プロリーグに参戦することになれば、昨年の谷川萌々子、古賀塔子に次いで3人目になります。私の知る限り直近では。古賀塔子も昨年、JFAアカデミー福島からフェイエノールトに加入しました。板村も古賀先輩と同じコースを辿るのでしょうか。ほんとJFAアカデミー福島すごいですね。
フェイエノールトのSNSで、別の選手の背景にうっすらと写っている板村。早く加入が発表されて、笑顔で堂々と写っている姿を見たいですね。